2023年1月25日 水曜日

五時に一度起きたがすぐ寝て、そのあともう一回起きて寝てをやって七時過ぎに起きた。部屋はめちゃくちゃ寒い。目覚まし時計の温度計は8.2℃を示していた。外は氷点下。ただ電気毛布を使っているので、眠るときに暖房を切っているものの寒さで起きるようなことはない。

遅めの昼休みをとって新宿眼科画廊に行く。見たいと思っていた展示が今日の夕方五時までだったので、退勤してからでは間に合わない。眼科画廊は家から近いし、どの道仕事は暇な日だった。外に出るととてもよく晴れている。気温は昼過ぎでも二度か三度くらいしかない。

伊丹小夜さんの絵を見に行くのが最初の動機だった。

そんなに広い会場ではないので時間かからず見終わる。まだ余裕があったので世界堂にも脚を伸ばす。エナージェルの0.7ミリを買う。左利きで横書きしてもインクがこすれないボールペンのひとつ。左利きはSARASAが最高という人もいるけど、私は掠れて使えない。

直線や曲線をお書きになってはペンのほんとうの書き味は判りません ふだんの調子で文字を書いてお選び下さい

世界堂を出るといつの間にだいぶ日が落ちていて、風も強くなっていて、もう気が狂いそうなくらい寒かった。本当に冬ってだめだ。寒すぎる。どの季節が良いかという議論で、「冬は着込めば大丈夫だから」と主張して夏の方がきついと言う人がいるけど、理論上はそうかもしれないけど、冬(の風)を完全にしのげるような格好をしている人を東京ではめったに見ないので、運用としてはそうじゃない気がする。

今日ヒートテックとマフラーと手袋とダウンで、自分の持てる範囲で完全防備に近い格好なのにそれでも寒い。いやさすがに体は大丈夫なんだけど、顔が凍えて涙が出る。夏の日差しは殴られるような感じだけど、冬の強風は刺してくるような感じがする。私は夏の方が全然好きです。夜は当然日差しがないし。冬は夜でも寒い一方だ。

帰宅して仕事を終えて、スーパーでぱっと買い物する。今日の夕飯は自炊をする。豚肉と小松菜を炒めてめんつゆで煮たものと味噌汁。料理のレパートリーがまったくないので大体豚肉と野菜を炒めるだけである。野菜と味付けが変わる。あとは鍋くらいか。もっと凝ったものを作れたら面白いかもしれないが、凝ったものなら外に食べに行くので疲れない食事がしたいという気持ちの方が強い。

ご飯も炊く。米を研ぐのは百均でそれ専用の道具を買ってから手が冷たくなくて大変楽になった。それでも無洗米の方がいいけど。作り置きとかはできないので特段低コストな自炊ではない。単に二人前つくって、半分冷蔵庫に入れて明日も食べるだけである。そのようにして生活は続く。明日は月に一度の出社奨励日。