年の瀬である。今日の東京はいくらなんでも寒い。
実家に住んでいるとあえて年越しを家族と……という気持ちにはなれず、もちろんそういう習慣のご家庭もたくさんあるが、自分の家はそうではないので、一人暮らしの友人の家に来ている。家主は実家に戻っているが、ほかの友人が来ている。
さっきまで麻雀をやりながら紅白を見ていた。ガキ使か格闘技が流れている家だったので紅白をきちんと見たのは初めてかもしれない。エヴァのくだりは面白かった。東京事変の歌詞はどうしようもないと思う。「ぺてんのない世の中を」というようなパートがあったけどぺてんの最たるようなイベントに積極的に参加していたじゃないですか、と思わざるを得ない。上野発の夜行列車から青函連絡船に乗り換えることが可能だったのは30年以上前までなのにまだ「津軽海峡・冬景色」が定番なの国の進歩のなさって感じでつらい。
