2022年2月8日 火曜日 本文書体

今日はよく眠れて体調がよかった。よく眠れたのに夜10時前でわりと眠い。あと文章がいまいち思い浮かばない。そういう日もある。昨日ずっと何か書いていたからかもしれない。


アルバイトを終えたあと立川へ行った。ブックオフを流し見したあと(立川のブックオフってどうも漱石とか賢治とか谷崎あたりの作家が100円の棚にまったくない気がする)、ジュンク堂へ。友人らと読書会をやるかもしれずその本を立ち読みしに。

本文の書体の癖が強くて(特に「と」の形が特徴的だったのだけど書体名はわからない、全体的には筑紫Cヴィンテージ明朝に近い気がする)、全然頭に入ってこない。頼むから本文にはあまり癖の強い書体を使わないでほしい。表紙でもトビラでも見出しでもいくらでも凝っていいから、本文は本文の役割に徹してほしい。そこでデザイナーが腕を見せるべきは、適切な書体の選定や行間・字間、余白の設定によって、読みやすい本をつくることです。

最近は新書なんかでも微妙に癖のある書体が本文に採用されていることがあって腹が立つ。出版社に苦情を入れようかとすら思う。手元にあるものだと『不道徳的倫理学講義』がそれで、書体が気になって読めない。個人的には本蘭明朝で組まれていると読みやすい。早くDTPでも本蘭明朝が当たり前に使えるようになるといいのに。

本文書体については以下に書かれていることが面白い。

www.shinchosha.co.jp

筆が乗らないので今日はこんなところで。